34インチの曲面ウルトラワイドモニターを1枚だけ置いた、動画編集向けのデスクの完成イメージです。木目の天板に黒いフレームのデスクを壁から離して置き、モニターはアームで浮かせています。PC本体は床に置き、ケーブルは天板の下のトレーにまとめています。
アラ美このデスクのコンセプト
動画編集で画面を広げるとき、モニターを2枚並べる方法と、ウルトラワイドを1枚にする方法があります。この構成は後者です。画面の真ん中にベゼルの線が入らないため、タイムラインを左端から右端まで一続きで置いたまま、プレビューとパネル類を同じ画面の中に収められます。
モニターが横に長い分、必要になるのはデスクの幅です。34インチのウルトラワイドは横幅が80cm前後あるので、幅120cmの天板だと左右の余白がほとんど残りません。ここでは幅140×奥行70cmのデスクにして、画面の左右と手前に余地を作っています。
色は木目と黒でまとめました。天板だけを木目にして、モニター・アーム・キーボード・マウス・チェアを黒でそろえると、視線が集まるのは画面だけになります。天板が一面の木目で単調に見えるため、キーボードとマウスの下には濃いグレーのフェルトマットを敷いています。
デスクを壁から離して置くのは、アームが天板の後ろに張り出すためです。壁に寄せる場合は、その分だけ数cmの余裕を見てください。
こんな人におすすめ
- 動画編集や音声編集で、横に長いタイムラインを扱う人
- モニター2枚の境目が気になって、1枚の大きな画面にまとめたい人
- デスクトップPCを持っていて、モニターから先を一式そろえたい人
- PC本体を除いて、20万円以内で作業環境を整えたい人
スペック
| 予算帯 | 20万円以下(PC本体を除く) |
|---|---|
| デスク | 幅140×奥行70cm |
| 想定の部屋 | 6畳以上(デスクを壁から離して置く前提) |
| PC | 手持ちのデスクトップPC(床置き) |
| モニター | 34インチ 曲面ウルトラワイド(UWQHD)×1 |
このデスクを再現するなら
画像のイメージに近い商品で構成した再現候補です。
| カテゴリ | 再現候補 | 参考価格 |
|---|---|---|
| デスク | サンワサプライ フレキシブルデスク SH-FX1470M 幅140×奥行70cm(木目) | 24,783円 |
| モニター | JAPANNEXT 34インチ 曲面ウルトラワイドモニター JN-IPSC34UQ2(UWQHD・IPS) | 44,980円 |
| モニターアーム | エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-224(マットブラック) | 18,200円 |
| キーボード | Logicool SIGNATURE K855 ワイヤレスメカニカルキーボード(グラファイト) | 13,146円 |
| マウス | Logicool MX MASTER 3S ワイヤレスマウス(グラファイト) | 14,480円 |
| デスクマット | フェルトデスクマット 大判(ダークグレー) | 1,480円 |
| モニターライト | Quntis モニターライト(ブラック) | 4,780円 |
| チェア | FlexiSpot オフィスチェア C8(メッシュ・ヘッドレスト・ランバーサポート付き) | 39,800円 |
各商品の選定理由
デスク: サンワサプライ フレキシブルデスク SH-FX1470M 幅140×奥行70cm(木目)
選定理由: 幅140×奥行70cmの、木目のメラミン化粧板の天板に黒いフレームを組み合わせたデスクです。イメージの木目天板+黒脚の見え方に近い組み合わせになります。34インチのウルトラワイドは横幅が80cm前後あるため、幅140cmあると画面の左右に物を置く余地が残ります。天板の背面下にケーブルトレーが付いていて、床置きのPCから伸びるケーブルをまとめられます(サンワサプライ公式の仕様)。
注意点: 耐荷重は50kg(全体に均等にかけた場合)、天板は16mm厚のメラミン化粧板です。ノックダウン組立式なので、組み立ての手間と、置く場所までの搬入経路を購入前に確認してください。
モニター: JAPANNEXT 34インチ 曲面ウルトラワイドモニター JN-IPSC34UQ2(UWQHD・IPS)
選定理由: 34インチ・UWQHD(3440×1440)・IPSパネルの曲面ウルトラワイドです。横方向の解像度が3440ドットあるため、動画編集ソフトのタイムラインを横に長く表示したまま、プレビューとパネル類を同じ画面に並べられます。曲率はR3800のゆるい曲面で、端まで視線の距離が大きく変わりにくくなります。sRGBカバー率100%、VESA 100×100mm対応です(JAPANNEXT 公式の仕様)。
注意点: 映像入力はHDMI 2.0×2とDisplayPort 1.2×1です。USB Type-C での映像入力と給電には対応していないモデルなので、USB Type-C 1本で接続したい場合は別の型番(-C6 など)を確認してください。手持ちのPCが3440×1440の出力に対応しているかも、購入前に確認してください。
モニターアーム: エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 45-241-224(マットブラック)
選定理由: 34インチまで・耐荷重3.2〜11.3kgのモニターアームです。このモニターは製品重量が約6.3kg、スタンドなしの外形寸法が高370×幅818×奥行84mmです(JAPANNEXT公式の仕様)。スタンドを外した状態でも耐荷重の3.2〜11.3kgに収まります。イメージのようにモニターを浮かせると、横幅80cm前後の台座が天板から消えて、奥行70cmの天板を手前まで使えます。クランプとグロメットの両方が付属します。
注意点: 別のモニターに替える場合は、スタンドを除いた重量が3.2〜11.3kgに収まるかを確認してください。クランプで固定するため、天板の厚さと固定する位置の強度も購入前に確認してください。
キーボード: Logicool SIGNATURE K855 ワイヤレスメカニカルキーボード(グラファイト)
選定理由: テンキーのないワイヤレスメカニカルキーボードです。横幅を取らないぶん、ウルトラワイドの画面の中心と体の中心を合わせたまま、マウスを近くで操作できます。グラファイトの色味が、イメージの黒い小物の並びに合います。
注意点: キーの軸やキー配列は販売ページによって異なる場合があります。購入前に確認してください。
マウス: Logicool MX MASTER 3S ワイヤレスマウス(グラファイト)
選定理由: 大きめのエルゴノミクス形状のワイヤレスマウスです。横に長いタイムラインを扱うときは、ホイールを回す量が増えます。高速で回るホイールと複数のボタンを持つモデルにして、画面の端から端への移動を減らします。
注意点: 大きめの形状なので、手の小さい人には大きく感じる場合があります。サイズを購入前に仕様で確認してください。
デスクマット: フェルトデスクマット 大判(ダークグレー)
選定理由: 大判のダークグレーのフェルトマットです。イメージの、木目の天板の上に敷かれた濃いグレーのマットに近い色味で、キーボードとマウスの範囲だけを区切れます。木目一面だと単調に見えるため、面としての切れ目を作る役割もあります。
注意点: サイズ展開がある商品です。幅140cmの天板のどこまで敷くかを決めてから選んでください。
モニターライト: Quntis モニターライト(ブラック)
選定理由: モニターの上端に掛けるバー型のライトです。イメージのモニター上部の細い黒いライトに対応します。画面に光が映り込みにくい向きで手元だけを照らせるため、色を見ながら作業するときに部屋全体を明るくしなくて済みます。
注意点: モニターの上端の形状と厚みによっては、掛けたときの安定感が変わります。曲面モニターへの対応は購入前に販売ページで確認してください。
チェア: FlexiSpot オフィスチェア C8(メッシュ・ヘッドレスト・ランバーサポート付き)
選定理由: メッシュの背もたれにヘッドレストとランバーサポートが付いたチェアです。イメージのヘッドレスト付きの黒いメッシュチェアに対応します。編集作業で座る時間が長くなるため、背もたれの高いモデルを選んでいます。
注意点: 色や仕様の違うモデルがあります。購入前に販売ページで確認してください。
選び方のポイント
34インチのウルトラワイドは幅約82cm
このモニターは34インチ・UWQHD(3440×1440)で、本体の幅は81.8cm(JAPANNEXT公式の仕様)です。幅120cmのデスクでは左右に約19cmずつしか残らないため、幅140cmのデスクを選んでいます。左右に約29cmずつ余り、片側にスピーカーやメモを置けます。
UWQHDは、横の画素数がフルHD(1920)の約1.8倍の3440ピクセルです。動画編集では、タイムラインを横に長く表示でき、同じ長さのクリップを細かく並べて見渡せます。1インチあたり約110ピクセルで、27インチのWQHD(約109ピクセル)と同じくらいの文字の大きさになります。
アームは34インチと6.3kgに対応したもの
モニターの重さは約6.3kgで、VESA 100×100mm に対応しています。高さ調整とスイーベルには非対応なので(JAPANNEXT公式の仕様)、画面の高さを合わせるにはアームを使います。アームは34インチまで・耐荷重3.2〜11.3kgで、クランプは天板厚60mmまでに対応しています(販売ページの表記)。デスクの天板は16mmなので、範囲に収まります。
厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、大きなディスプレイを使う場合は十分な奥行の机を使い、体にねじれが出たり、画面を見上げたりしないように配置することとしています。奥行70cmあれば、横に長い画面の端まで見渡せる距離を取りやすくなります。
デスクトップPCとのつなぎ方
入力は HDMI 2.0×2 と DisplayPort 1.2×1 で、リフレッシュレートは最大100Hzです(JAPANNEXT公式の仕様)。PCのグラフィックスの出力端子を確認し、DisplayPort があれば DisplayPort でつなぎます。
代替候補
- 予算を下げるなら: モニターアームを、耐荷重の範囲が近いガススプリング式の安価なモデルに替えます。ただしウルトラワイドは横幅がある分アームにかかる負荷が偏るので、耐荷重と対応インチ数は必ず確認してください。
- 予算を上げるなら: モニターをUSB Type-C給電に対応した型番にして、ノートPCと1本のケーブルでつなげるようにします。デスクを電動昇降タイプに替えて、立ち姿勢で編集できるようにする方法もあります。
条件の近いデスク構成
用途や予算帯が近い、ほかのデスクの再現構成です。






注意点
- 参考価格は楽天市場の販売価格をもとにした目安です。価格は変動するため、最新の価格は各販売ページで確認してください。
- 合計金額にPC本体は含めていません。手持ちのデスクトップPCにつなぐ前提の構成です。
- PC側が3440×1440の解像度で出力できるか、HDMIまたはDisplayPortの空き端子があるかを、購入前に確認してください。
- このモニターはUSB Type-C での映像入力と給電に対応していません。ノートPCと1本のケーブルでつなぎたい場合は、対応した型番を選んでください。
- モニターアームはクランプで天板に固定します。天板の厚さと、固定する位置の強度を購入前に確認してください。
- アームは天板の後ろ側に張り出します。デスクを壁にぴったり寄せられない場合があるため、部屋の寸法には数cmの余裕を見てください。
- デスクは組み立てが必要です。幅140cmの天板が搬入経路を通るかも確認してください。
- 掲載している商品の色や付属品は、販売ページによって異なる場合があります。購入前に確認してください。
まとめ
ウルトラワイドを1枚にする構成では、最初に決めるのがモニターです。34インチという画面の横幅が決まると、必要なデスクの幅も、アームに求める耐荷重も、そこから逆算できます。
モニターをアームで浮かせておけば、横幅80cm前後の台座が天板から消えて、幅140×奥行70cmの天板を手前まで使えます。この構成の参考価格の合計は約16万2千円で、PC本体を除いて20万円には4万円近い余裕があります。



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