クリーム色の壁の寝室の隅に、黒いT字脚と明るい木目の天板のローデスクを置き、23.8インチのモニター2台を並べた開発デスクです。右端には小さなミニPC、手前にはアイボリーの座椅子があり、冬の夕方、湯気の立つマグとフロアランプの明かりが机を照らしています。このイメージを、手持ちのミニPCをつなぐ前提で、参考価格の合計5万円以下の実在商品で再現する構成を紹介します。
アラ美このデスクのコンセプト
床に座ったまま、2画面で開発できるデスクです。左の画面にエディター、右の画面にブラウザーやドキュメントを開き、画面を切り替えずにコードと調べ物を行き来できるようにしています。
モニターアームは使わず、付属のスタンドで2台を並べました。そのぶん予算をデスクとモニターに回し、高さを4段階で変えられるローデスクを選んでいます。PCは手のひらほどのミニPCで、デスクの端に置いても場所を取りません。色は、クリーム色の壁と明るい木目の天板に、黒い機材とコバルトブルーのラグを合わせています。
こんな人におすすめ
- ワンルームで、椅子とデスクを置かずに床に座って作業したい人
- ミニPCを持っていて、モニターを2台つないで開発したい人
- デスク・モニター2台・座椅子・入力機器を5万円以下でまとめたい人
スペック
| 予算帯 | 5万円以下(ミニPC本体は含みません) |
|---|---|
| デスク | 幅120×奥行60cm・高さ38〜50cm(4段階) |
| 想定の部屋 | 床に座って使うワンルーム(デスクと座椅子で奥行約141cm) |
| PC | ミニPC(手持ちのもの・映像出力2系統) |
| モニター | 23.8インチ フルHD ×2 |
このデスクを再現するなら
画像のイメージに近い商品で構成した再現候補です。
| カテゴリ | 再現候補 | 参考価格 |
|---|---|---|
| デスク | イーサプライ 高さ調整ローデスク EEX-DKL03LBR 幅120×奥行60cm(ライトブラウン/ブラックフレーム) | 11,800円 |
| モニター | LG 24MS500B 23.8インチ フルHD IPS モニター(2台) | 23,980円 |
| 座椅子 | アイリスオーヤマ フロアチェア 低反発 ZCR-2(アイボリー) | 7,898円 |
| キーボード | エレコム ワイヤレスキーボード 薄型 テンキーレス TK-FDM109TKBK(ブラック) | 2,090円 |
| マウス | Logicool M240 Silent Bluetooth マウス M240GR(グラファイト) | 2,386円 |
各商品の選定理由
デスク: イーサプライ 高さ調整ローデスク EEX-DKL03LBR 幅120×奥行60cm(ライトブラウン/ブラックフレーム)
選定理由: 幅120×奥行60cmの明るい木目調の天板を、両端の黒いT字の脚で支えるローデスクで、イメージの寝室の隅に置いた、T字脚と明るい木目の天板のデスクに近い形です。脚が両端の2本だけなので、天板の下の中央が空き、座椅子に座ったまま脚を伸ばせます。高さは38・42・46・50cmの4段階で変えられ、モニターの高さもデスクの高さで調整します。
注意点: 総耐荷重は20kgです。モニター2台(スタンド込み計5.2kg)は収まりますが、天板に体重をかけないでください。天板の厚さとクランプへの対応は販売ページに記載がないため、この構成ではモニターアームを使わず付属のスタンドで置きます。組み立てが必要な商品です。
モニター: LG 24MS500B 23.8インチ フルHD IPS モニター(2台)
選定理由: 23.8インチ・フルHD・IPSパネル・100Hzの黒いモニターで、イメージの短い支柱と四角い台座で天板の奥に並んだ2台のモニターに近い形です。1台あたりの参考価格は約1万2千円で、2台そろえても約2万4千円に収まります。同じ型番を2台並べると、高さとベゼルの幅がそろい、画面の境目が目立ちにくくなります。HDMIケーブル(1.5m)が1台に1本付属します(LG公式の仕様)。
注意点: 入力端子はHDMIの2つだけで、DisplayPortとUSB Type-Cの入力はありません。スタンドは角度(前-5°〜後15°)の調整だけで、高さは変えられません。スピーカーの記載はありません。
座椅子: アイリスオーヤマ フロアチェア 低反発 ZCR-2(アイボリー)
選定理由: 脚のない低反発の座椅子で、イメージのデスクの手前に置いた、横に区切られた厚いクッションのアイボリーの座椅子に近い形です。座面の高さは約16cmで、頭・腰・脚の3か所を14段階で倒せるため、コードを書く姿勢と休む姿勢を切り替えられます。
注意点: 使用時のサイズは幅約54×奥行約81cmで、デスクの奥行60cmと合わせると約141cmの奥行が要ります。背を寝かせると奥行は約135cmまで伸びるため、後ろの空きを確認してから置いてください。
キーボード: エレコム ワイヤレスキーボード 薄型 テンキーレス TK-FDM109TKBK(ブラック)
選定理由: テンキーのない薄型の黒いワイヤレスキーボードで、イメージの2台のモニターの中央手前に置いた、平たいキーの黒いキーボードに近い形です。幅は約36cmと狭く、マウスを体の近くで動かせます。付属のUSBレシーバーで接続します。
注意点: 対応OSの記載はWindowsです。ミニPCにレシーバーを挿すUSB-Aの空きが1つ必要です。単4電池で動きます。
マウス: Logicool M240 Silent Bluetooth マウス M240GR(グラファイト)
選定理由: 左右対称の小型の黒いワイヤレスマウスで、イメージのキーボードの右に置いた小ぶりな黒いマウスに近い形です。クリック音を抑えた静音タイプで、ベッドのある部屋での夜の作業にも向いています。
注意点: Bluetoothだけで接続するマウスで、USBレシーバーは付属しません。ミニPCがBluetoothに対応しているかを確認してください。
選び方のポイント
ミニPCの映像出力を2系統そろえる
モニター2台に別々の画面を映すには、ミニPCに映像を出せる端子が2つ以上必要です。候補のモニターの入力はHDMIの2つだけなので、ミニPC側の端子の組み合わせで、必要なケーブルが変わります。
- ミニPCにHDMIが2つある: モニターに付属するHDMIケーブル(1.5m)を1台に1本ずつ使えば、追加のケーブルは要りません。
- HDMIが1つとDisplayPortが1つ: 片方はHDMIケーブルでつなぎ、もう片方はDisplayPortからHDMIへの変換ケーブルかアダプターが必要です。
- HDMIが1つとUSB Type-Cが1つ: USB Type-Cが映像出力(DisplayPort Alt Mode)に対応している場合に限り、USB Type-CからHDMIへの変換ケーブルでつなげます。
たとえばミニPCの MINISFORUM LN150W は、映像出力がHDMI 2.0×1・DisplayPort 1.4×1・VGA×1で、DisplayPortからHDMIへのアダプターが付属します(国内代理店の仕様)。付属アダプターの記載は4K@30Hzまでなので、このモニターの100Hzで使いたい場合は、変換ケーブルの対応するリフレッシュレートも確かめてください。
幅120cmの内訳とミニPCの置き場所
候補のモニターは本体の幅が54cmで、2台を隙間なく並べると108cmです。幅120cmの天板に対して残るのは12cmで、左右に分けると6cmずつになります。ミニPCを画面の横に並べる幅はほとんど残らないため、イメージのように天板の右手前の角に置くか、モニターの背面に取り付けます。
LN150W のように VESA マウントが付属するミニPCなら、モニターの背面(VESA 75×75mm)に付けて天板から消すこともできます。その場合、HDMIケーブルを短く取り回せる反面、電源ボタンや前面のUSB端子に手が届きにくくなるため、キーボードのレシーバーを挿す位置まで決めてから取り付けます。
奥行は、モニターのスタンドが19cmを使い、60cmの天板に残るのは41cmです。キーボードの奥行は約14cmなので、手前にマグやノートを置く幅として約27cmが残ります。
床座りでの画面の高さはデスクで合わせる
このモニターは高さを変えられないため、画面の高さはデスクの高さで決まります。スタンド込みの高さは41.4cmで、デスクを最も低い38cmにすると、画面の上端は床から約79cm、最も高い50cmにすると約91cmです。座椅子の座面は床から約16cmなので、座面から天板の上面までは22〜34cmの範囲で変えられます。
座る姿勢や座椅子の倒し方で目の高さは変わります。まずは低めの段で組み、画面を見上げたり見下ろしたりしすぎない段に上げていくと決めやすくなります。高さを変えるときは、モニターやミニPCを天板から下ろしてから作業してください。
入力機器はミニPCの端子と無線の方式で選ぶ
キーボードは付属のUSBレシーバーで、マウスはBluetoothでつなぐ組み合わせです。ミニPCには、レシーバー用のUSB-Aの空きが1つと、Bluetoothの対応が必要です。BluetoothのないミニPCでは、マウスをUSBレシーバー付きのものに替えます。キーボードの対応OSはWindowsと記載されているので、LinuxやmacOSで使う場合は、キーの割り当てが変わる可能性があります。
代替候補
- 予算を上げるなら: モニターを、DisplayPort入力もある BenQ GW2491 などの23.8インチに替えると、ミニPCのDisplayPortを変換せずにつなげます。2台で合計は5万円を超えます。
- 予算を下げるなら: モニターを1台から始め、あとから同じ型番をもう1台足します。最初に幅120cmのデスクを選んでおけば、2台目を置く場所に困りません。
条件の近いデスク構成
用途や予算帯が近い、ほかのデスクの再現構成です。






注意点
- デスクの総耐荷重は20kgです。モニター2台(スタンド込み計5.2kg)とミニPC・入力機器は収まりますが、天板に手をついて立ち上がるなど、体重をかけないでください。
- モニターの入力はHDMIだけです。ミニPCの映像出力がHDMI 1つの場合は、変換ケーブルが別に必要です。
- デスクの天板の厚さとクランプの対応は販売ページに記載がありません。モニターアームを付けたい場合は、購入前に販売店へ確認してください。
- デスクと座椅子で奥行約141cmを使います。背を寝かせる場合は、後ろの空きも確認してください。
- この構成にミニPC本体は含まれていません。
- 参考価格は楽天市場の販売価格をもとにした目安です。購入前に各販売ページで最新の価格と在庫を確認してください。
まとめ
高さを変えられる幅120cmのローデスクに23.8インチのモニターを2台並べ、座椅子とミニPCを合わせると、床に座ったまま2画面で開発できるデスクを5万円以下で組めます。最初にミニPCの映像出力の組み合わせを確かめ、必要な変換ケーブルを決めてからモニターを選ぶと、届いてから映らないという失敗を防げます。



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