液タブのデスク周りは、画面が載るかだけでなく、ペンで描く場所・キーボードを打つ場所・マウスを動かす場所を分けて考えると配置を決めやすくなります。この構成は幅140×奥行70cmの机に、15.8インチの液タブと27インチ4Kモニターを置く例です。
液タブとキーボードの本体幅は合計77.64cmですが、スタンドや配線、腕を置く場所は別に必要です。この記事では寸法の計算、描くときと文字を入力するときの配置、Mac miniへ2画面を接続する条件を整理します。補強プレートを含む参考価格の合計は約17万円で、PC本体は含みません。画像はAI生成の完成イメージで、紹介する実在商品の設置を実測した写真ではありません。
アラ美このデスクのコンセプト
描く画面と見る画面を前後に分けています。手前の液タブで描き、奥のモニターには資料やキャンバス全体を出す使い方を想定しています。モニターは液タブやスタンドと干渉しない位置に調整します。液タブの上に必ず重ねるのではなく、首を上げずに見られる高さを優先します。
天板は明るい木目、機材は黒でそろえ、夜に部屋の照明を落としても落ち着いた雰囲気になるようにしています。キーボードは液タブの横へ逃がせるテンキーレス、照明は天板の端に固定するアームライトにして、描くスペースを空けています。
こんな人におすすめ
- Mac mini を持っていて、液タブでイラストや漫画を描く環境を整えたい人
- 液タブと大きなモニターを、1台のデスクにまとめて置きたい人
- 窓際に幅140cm・奥行70cmのデスクを置けるスペースがある人
スペック
| 予算帯 | 20万円以下(Mac mini 本体は含みません) |
|---|---|
| デスク | 幅140×奥行70cm |
| 想定の部屋 | 6畳〜(窓際に置く想定) |
| PC | Mac mini(手持ちのもの) |
| モニター | 27インチ 4K ×1 + 液晶ペンタブレット 15.8インチ ×1 |
このデスクを再現するなら
画像のイメージに近い商品で構成した再現候補です。
| カテゴリ | 再現候補 | 参考価格 |
|---|---|---|
| デスク | サンワサプライ フレキシブルデスク SH-FX1470M 幅140×奥行70cm(木目) | 24,783円 |
| 液晶ペンタブレット | HUION Kamvas 16 (Gen3) 液晶ペンタブレット GS1563(15.8インチ・2.5K) | 58,485円 |
| 液タブスタンド | HUION 液タブスタンド ST300 | 6,310円 |
| モニター | JAPANNEXT JN-IPS273UHDR-C65W 27インチ 4K モニター(USB Type-C 65W給電) | 33,619円 |
| モニターアーム | エレコム モニターアーム DPA-SS08BK(ガススプリング式・1画面・ブラック) | 4,160円 |
| モニターアーム補強プレート | サンワサプライ モニタアーム補強プレート CR-LAPLT1BK(ブラック) | 2,343円 |
| 照明 | オーム電機 クランプ式スイングアームライト AS-N10AK-K(ブラック・電球別売) | 2,981円 |
| キーボード | Logicool SIGNATURE K855 ワイヤレスメカニカルキーボード(グラファイト) | 13,146円 |
| マウス | Logicool MX MASTER 3S ワイヤレスマウス(グラファイト) | 14,480円 |
| チェア | 山善 爽快メッシュチェア 肘付き EHL-50A(ブラック) | 9,862円 |
各商品の選定理由
デスク: サンワサプライ フレキシブルデスク SH-FX1470M 幅140×奥行70cm(木目)
選定理由: 幅140×奥行70cmの木目の天板に黒いフレームを組み合わせたデスクで、イメージの明るい木目と細い黒脚の印象に近づけられます。幅140×奥行70cmの天板に、液タブとキーボードの置き場所を分ける構成です。実際の余白はスタンドの張り出し、アームの位置、ケーブルの曲がり方で変わります。
注意点: 公式の仕様では、クランプ式のモニターアームを取り付けるには別売りの補強プレート(CR-LAPLT1BK など)が必要です。耐荷重は50kgで、組み立てが必要な商品です。
液晶ペンタブレット: HUION Kamvas 16 (Gen3) 液晶ペンタブレット GS1563(15.8インチ・2.5K)
選定理由: 15.8インチ・2560×1440の液晶ペンタブレットで、画面に直接描けます。イメージの手前に置いた黒い16インチ級の液タブに近い大きさで、ダイヤルとショートカットキーが本体に付いているため、左手用のデバイスを別に置かなくても操作をまとめられます。
注意点: 公式の仕様ではスタンドは別売りのオプションです。販売ページによってスタンドの有無や付属品が異なるため、購入前に付属品を確認してください。Mac mini との接続は、お使いのモデルの USB-C(Thunderbolt)ポートの数と、モニターとあわせて2画面を出力できるかを確認してください。
液タブスタンド: HUION 液タブスタンド ST300
選定理由: 折りたたみ式の液タブ用スタンドで、Kamvas 16 (Gen3) の公式オプションに挙がっています。イメージのように液タブをゆるい角度で立てて描けます。
注意点: 販売ページの画像では天板が銀色で、イメージの黒いスタンドとは色が異なります。角度の段階や設置時の高さは販売ページで確認してください。液タブにスタンドが付属する販売ページで買う場合は不要です。
モニター: JAPANNEXT JN-IPS273UHDR-C65W 27インチ 4K モニター(USB Type-C 65W給電)
選定理由: 27インチ・4K解像度・IPSパネルの黒いモニターです。液タブの奥に置いて資料やレイヤー全体を表示する使い方に向いた大きさです。VESA 100×100mm に対応していて、アームに取り付けられます(JAPANNEXT公式の仕様)。イメージの奥に高く浮かせた黒いモニターに近い見た目です。
注意点: 色の再現性が必要な作業では、モニターの色域や設定を別途確認してください。Mac mini との接続に必要なケーブルも、お使いのモデルの端子に合わせて確認してください。メーカー取扱説明書の製品重量は約4.1kgですが、スタンドを外した重量は同書に記載されていません。アームはスタンドを外した状態の重量を下限・上限と照合して取り付けます。
モニターアーム: エレコム モニターアーム DPA-SS08BK(ガススプリング式・1画面・ブラック)
選定理由: 黒のガススプリング式アームで、17〜32インチのモニターに対応しています。モニターを高く浮かせて奥へ寄せれば、イメージのように液タブの上にモニターが見える配置にできます。
注意点: モニターの重さがアームの耐荷重(約2〜9kg)に収まるか、VESA規格のネジ穴に対応しているかを確認してください。このデスクに付けるには、前述の補強プレートが必要です。
モニターアーム補強プレート: サンワサプライ モニタアーム補強プレート CR-LAPLT1BK(ブラック)
選定理由: サンワサプライがSH-FXシリーズでクランプ式モニターアームを取り付ける条件に挙げている補強プレートです。アームと天板の間に挟む部材として構成と参考合計に含めています。
注意点: アーム付属のクランプ用プレートとは別の部材です。上下のプレートの取り付け位置と、アームのクランプを締める手順は各製品の説明書に従います。
照明: オーム電機 クランプ式スイングアームライト AS-N10AK-K(ブラック・電球別売)
選定理由: 天板の端にクランプで固定する、笠の付いた黒いスイングアームライトです。イメージの左奥にある笠付きのアームライトに近い形で、夜に手元だけを照らせます。
注意点: 電球は別売りです。口金E26で、全長120mm・最大径60mm以下の電球を使います(LED電球は10W・110g以下)。クランプで固定できる天板の厚さは販売ページで確認してください。
キーボード: Logicool SIGNATURE K855 ワイヤレスメカニカルキーボード(グラファイト)
選定理由: テンキーのないコンパクトなメカニカルキーボードで、グラファイト(ダークグレー)の色が黒い機材になじみます。幅が短いので、イメージのように液タブの手前や左側へ寄せて置けます。
注意点: キー配列と、Mac で使う場合のキーの割り当ては、購入前に販売ページの仕様で確認してください。
マウス: Logicool MX MASTER 3S ワイヤレスマウス(グラファイト)
選定理由: 大きめのエルゴノミクス形状のワイヤレスマウスで、イメージの液タブの右に置いたグレーのマウスに近い形です。ペンで描かない作業はマウスに切り替えられます。
注意点: 同じ名前で受信機の有無などが異なる版があります。販売ページで接続方式を確認してください。
チェア: 山善 爽快メッシュチェア 肘付き EHL-50A(ブラック)
選定理由: 黒のメッシュチェアで、イメージの黒いメッシュの背もたれのチェアに近い見た目です。液タブとモニターに予算を回すため、チェアは手ごろなものにしています。
注意点: 本体の幅は54cm、奥行は59cmです。肘掛けが天板に当たらないか、デスクの高さと合わせて確認してください。
選び方のポイント
幅140cmの机に液タブとキーボードを横に置ける?
Kamvas 16 (Gen3)の本体寸法は幅421.2×奥行236.81×厚さ12.62mmです。K855キーボードの幅は355.2mmなので、両方を横に並べた本体幅の合計は42.12+35.52=77.64cm。幅140cmの机との差は62.36cmです。寸法の根拠はHUION公式仕様とロジクールのK855仕様です。
MX Master 3Sの本体幅84.3mmも足すと、3点の幅は86.07cm、机との差は53.93cmになります(ロジクールの公式発表)。ただし、これは機器を隙間なく並べた寸法の計算です。53.93cmのすべてをマウスの操作面に使えるわけではなく、機器の間隔、液タブ側面のケーブル、ペン立て、腕の置き場所をこの余白から割り当てます。
購入前は紙などで液タブの42.12×23.681cmの範囲を机に示し、キーボードと手持ちのマウスを並べます。スタンドの接地範囲は液タブ本体と同じとは限らないため、ST300の脚とケーブルが出る位置も別に確認します。床では椅子を引いたときにベッドや扉、通路と干渉しないか測ります。6畳でも置けるかどうかは、畳数だけでは判断できません。
描くときと文字入力のときで、正面に置く物を変える
右手でペンを持つ場合の配置例は、液タブを正面、キーボードを左、マウスを右に置く形です。描画中は本体のダイヤルとショートカットキー、左手のキー操作を使い、液タブの前にキーボードを常設しないようにします。左利きなら、入力機器を置く側も含めて、ペンを持つ腕とコードがぶつからない位置を試します。
メール、原稿、チャットなど長く文字を打つときは、液タブを横か奥へ動かし、キーボードを体の正面に戻す使い方に切り替えます。横に置いたまま、体をひねって打ち続ける配置を前提にしません。液タブを動かす方向にケーブルの余裕を残し、スタンドが安定していることも確認します。ここで示すのは寸法に基づく配置案で、実機を並べて使い勝手を検証した結果ではありません。
奥行70cmでも、スタンドとアームの範囲は別に必要
液タブ本体の奥行23.681cmを机の70cmから引くと46.319cmですが、これは平らに置いた本体だけの差です。スタンドの傾きと接地範囲、モニターの前への張り出し、背面配線、手前の腕の置き場所を含む有効な作業面積ではありません。「奥行70cmなら必ず余裕がある」とは判断せず、描く位置と文字を打つ位置の両方で配置を確かめます。
モニターアームは台座を減らせますが、画面自体が占める空間は残ります。奥のモニターを高く上げすぎず、液タブの上端で必要な表示が隠れない位置に調整します。窓際では窓の映り込みや、スタンド・配線がカーテンに触れない位置も確認します。
液タブと4Kモニターは、それぞれ何を表示する?
液タブは2560×1440、27インチモニターは3840×2160です。描画アプリを液タブへ、資料やキャンバス全体を確認するウィンドウをモニターへ分ける配置を想定しています。2画面に同じ映像を出すミラーリングではなく、画面を拡張して使うときの例です。モニターの解像度・端子・VESA 100×100mmはJAPANNEXT公式仕様で確認できます。
文字やツールの表示サイズは画面ごとに調整し、解像度が高いだけで使いやすいとは決めません。液タブとモニターの色も同じになるとは限らないため、カラー設定や表示モードを確認して使います。
Mac miniへの2画面接続は、端子の数だけで判断しない
Kamvas 16 (Gen3)はPCへ接続して使う液タブです。USB-Cの形の端子があるだけでは足りず、PCの映像出力とケーブルが対応する必要があります。HUIONはフル機能USB-C接続にUSB 3.1 Gen 1・DisplayPort 1.2以降と5V/3A以上の電源条件を示し、給電が足りない場合には追加電源を案内しています。「ケーブル1本で必ず動く」とは考えず、公式取扱説明書の接続手順を確認します。
Mac mini側はモデルごとに、対応する外部ディスプレイ台数と接続の組み合わせを確認します。液タブも1画面として数え、Appleの対応台数一覧でモニターとの2画面利用を確認してからケーブルを選びます。HDMIをどちらへ使うかでUSB-C側の接続も変わるため、空きポートが2個あることだけでは判断しません。3-in-1接続ではHDMIの映像、USBのデータ、電源をそれぞれつなぐ必要があります。
接続後はHUIONドライバーの対応環境を確認して設定し、描画アプリで筆圧とペンの位置が合うか試します。合計金額にはMac mini本体、描画ソフト、追加購入するケーブルや変換アダプター、ライトの別売り電球を含みません。
補強プレート込みで予算と取り付け条件を確認する
サンワサプライはSH-FXシリーズへのクランプ式モニターアーム取り付けに、CR-LAPLT1W/CR-LAPLT1BKの補強プレートを挙げています(公式シリーズ案内)。この構成では黒のCR-LAPLT1BKを別部材として含め、参考価格2,343円を合計へ加えています。補強プレートを入れた参考合計は170,169円です。価格は各商品の調査時点の目安で、最新価格を保証するものではありません。
DPA-SS08BKは17〜32インチ・VESA 75×75/100×100mm・耐荷重約2〜9kg・クランプ対応天板厚10〜85mmです(エレコム公式仕様)。取り付けではモニターのスタンドを外した状態の重量を使い、下限と上限の両方を照合します。モニターのメーカー取扱説明書には製品重量約4.1kgとあり、スタンドを外した重量は記載されていません。この値だけでアームとの適合を確定せず、取り付ける状態の重量を照合します。補強プレートを挟んだ厚さ、天板裏のフレーム、クランプの接地位置も確認します。
代替候補
- 予算を下げるなら: 液タブを13.3インチの HUION Kamvas 13 (Gen3) にすると、価格を抑えつつ液タブで描く構成を保てます。描ける面積は小さくなります。
- 予算を下げるなら: モニターアームと補強プレートを使わず、モニター付属のスタンドで置きます。液タブとの前後の距離は取りにくくなります。
- 予算を上げるなら: 照明を山田照明の Z-LIGHT Z-80PROII にすると、演色性の高い光で色を確認しやすくなります。
条件の近いデスク構成
用途や予算帯が近い、ほかのデスクの再現構成です。






注意点
- このデスクにクランプ式のモニターアームを付けるには、別売りの補強プレートが必要です。
- 液タブのスタンドは販売ページによって付属するかが異なります。付属品を確認してから、スタンドを追加で買うか決めてください。
- Mac mini に液タブとモニターの2台をつなぐため、お使いのモデルのポートの数と、対応する画面の数を確認してください。
- アームライトは電球別売りです。対応する電球の口金とサイズを確認してください。
- 参考価格は楽天市場の販売価格をもとにした目安です。購入前に各販売ページで最新の価格と在庫を確認してください。
まとめ
最初に決めるのは、液タブを正面に置いて描くときと、キーボードを正面に戻して文字を打つときの配置です。機器の本体寸法にスタンド・配線・腕の置き場所を加えて測り、そのあと手持ちのMac miniで2画面へ出力できる接続を確認します。
この構成は補強プレート込みで参考合計約17万円、PC本体は別です。画面のない板タブで予算を抑えたい場合は5万円以下の板タブ構成、机幅や画面数から別の構成を探す場合はデスク選びガイドを比較できます。



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